部活動大会結果
「三船遭難の送り火」のボランティア活動
8月16日(土)には、留萌の送り火を継承する会が主催する「三船遭難の送り火」が市内黄金岬で行われ、これに初めてボランティア部員が参加しました。これは、お盆の8月16日に三船遭難の犠牲者の霊を悼み、これを後世に伝えるために毎年行っているものです。
※「三船遭難」とは
昭和20年(1945年)8月22日、終戦後に樺太から引き揚げてきた3隻の引き揚げ船が、旧ソビエト連邦の潜水艦による攻撃を受け、そのうちの2隻が沈没し、1700人以上の人々が犠牲になった事件のこと。
この日は、午後4時からボランティア部員が海岸の清掃を行い、その後、送り火を灯す紙コップの容器にろうそくを立て、海岸に設置しました。日が沈みかけた頃合いを見計らってろうそくに火を灯し、送り火を行う準備を整えました。
午後7時からは黙祷を行った後、「祈りの演奏」と称してハンドパンや琴、サックス、ドラムによる演奏があり、犠牲者の霊を悼みました。
折しも、今年は終戦から80年という節目の年です。このボランティアに参加することで、平和への思いを新たにし、平和であることがいかに大切かを考える機会になりました。
【ボランティア部 夏休みの予定】
・8月19日(火):寿児童センター「高校生との自由遊び」①
・8月20日(水):留萌市「平和祈念式典」参列
・8月21日(木):寿児童センター「高校生との自由遊び」②
・8月24日(日):るもい川まつり